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MotoのNY料理教室ライフ

パッタイを極める

マンハッタンいると時々無性にタイ料理たべたくなって無数のたいレストランからテイクアウトしますよね。 そんなオプションが一つもない山の家。 こういう時はないのなら作ってみようほととぎす作戦です。 何度かレシピ試してみた結果絶対必要なのものがわかりました。 それはタマリンド。
パッタイの酸味はタマリンドから出ているんです。 でねHマートまで行けばタマリンドの塊と液とか買えるんですが、山ではやっぱりないよなあ、って思ってたら近所のスーパーで見つけたのがこれ。
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タマリンド! なんでこんな田舎のスーパーにあるねん! って大興奮。 早速これを買ってきました。 まず見た目の通り皮はぱりっと割れますのでそれを取り除き、熱湯に30分ほどつけておきます。

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良い具合にふやけたら水を切りましょう。

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出来上がったのがこれ。 犬のう○こじゃないですよ。 

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でこれを徹底的にざるで濾します。 中にタネがいっぱい入ってるのでそれから実を剥ぎ取るようにしっかりと濾しましょう。
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ゴシゴシ濾してるとタネから実がポロって剥がれます。

このペースとさえあればあとは楽なもんです。 ナンプラー、砂糖、鶏がらスープの素あればすごい本格的なぱったいができます。
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写真の写りめっちゃ悪いけど、これでタイ飯テイクアウトしなくても良くなりました。 あともう一つこのレシピを極めてる時に分かったのは麺の火の通し具合。 アルデンテよりも手前くらいの、これちょっと固すぎじゃない?って辺りで火を止めるのがコツ。 そして蒸らしているうちにちょうどいい硬さになるんです。 ここで火を通しすぎると食べる頃にはボソボソになって麺としての存在意義を失ってしまう結果になります。 でもね、こういうアジアの麺料理を色々作っていて思うのは塩分のすごいこと。 パッタイはナンプラーからくらいだけど、中華系の麺類になるとオイスターソース、鶏ガラスープ、醤油、砂糖どっさり入れてこそ出来上がりがレストラン見たいになるんです。 塩分控えめにしたら家庭の味にしかなりません。 なのでテイクアウトはあんまり頻度にしては行けないことが分かります。

今晩は中華のたまご麺系の夕飯にしようっと。




by ryyst74 | 2020-12-22 06:29 | 美味いもん
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